バイナリー海外業者選びサポートサイト

日本時間の2016年6月3日、アメリカで5月分の雇用統計の内訳が発表されました。相場変動の要因となるアメリカの利上げの判断材料になるはずでしたが、市場予想を大幅に下回り円高が加速しました。

前回の記事では雇用統計(本番)の予測値となるADP雇用統計の結果から、相場の変動方向を予想しました。しかし、結果的に予想は外れてしまいましたね。どうしてこうなったというわけで、ADP雇用統計時点での予想の反省と今後の相場の動きを考えていきましょう。

雇用統計が市場予想を下回ると円高になってしまう！？

5月雇用統計の数値が市場予想を下回ったことは、ニュースで聞いたかもしれません。では、なぜ予想を下回ると円高方向に進むのでしょうか？

その理由を簡単にまとめてみたのが、以下のリストです。

雇用統計が市場予想を下回ると…

①アメリカの景気が良くない！

②アメリカ国外に投資しよう！

③米ドルを売ってリスクの低い円を買おう！

もちろんこれ以外の理由も考えられますが、これが今回の円高方向に動いた大きな原因なのです。

ADP雇用統計から雇用統計(本番)が予想できなかった理由

さてここからは、前回の反省点を踏まえて話をしましょう。相場取引で利益を得るためには、確実に相場が動くところを狙う方法があります。その1つが今回のアメリカの雇用統計です！

雇用統計が好調であるかどうかが先にわかってしまえば、取引対策もしやすいですね。そこで、雇用統計の予想値となるADP雇用統計の結果を活用するべきなのです。

しかし、今回発表されたADP雇用統計は市場予想と同じで。予想しにくく、結局はアメリカの利上げへの期待感から、円安方向に動くことを予想してしまったのです！

6月は利上げなし！円高方向に進みやすい相場へ！

雇用統計の結果からも予想できる通り、6月に利上げ開始決定とはならないでしょう。米ドル/円相場では、リスク回避を目的とした円高方向への推移(下/LOW方向)に進むと予想します。

今回の予想を活用して利益を上げるならば、ペイアウト率2倍の取引を提供しているハイローオーストラリアがおすすめです。