こんにちは、当サイト管理人のボリンジャースミスです♪9月も末に近づいてきましたが、10月に入るといよいよ年末ムードに入ってきますね。2017年も残り3ヶ月とちょっとです!
さて、9/18~9/22の為替相場を振り返ってみると、米ドル円相場(USD/JPY)では大きくドル高円安方向へと動きました。その理由としては、8/21に発表された米FOMCの結果が大きく影響しています。詳細に関しては「バランスシート縮小決定。12月FOMCでの利上げ観測が高まった?9月FOMCを振り返る」こちらで紹介!
アメリカの年内利上げに期待が高まったためドル高へと動いています。ですが、9/22に北朝鮮が「太平洋上で大規模の水爆実験を行う可能性を示唆」した事からリスク回避の円高へと動きました。8月からずっと言っていますが「北朝鮮リスク」は今もなお継続しており、気が抜けない状態です!
以上の事を踏まえた上で9/25~9/29の為替相場に影響を与えるイベントをチェックしていきましょう♪相場が動く取引チャンスはここです!
9/25(月) 日銀・黒田総裁の講演、記者会見
9/25(月)午後2時30分から講演、午後4時45分から記者会見の予定が入っています。こちらは経済指標ではありませんが、注目しておいた方が良いイベントです!
9/21(木)に日銀による「金融政策決定会合」では、短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に誘導する金融緩和策(=長短金利操作)の現状維持を決定。先程話題に挙げた「FOMC」で2008年から開始され量的緩和政策を終了する事に決まった事を受けて、日銀はどのように動くのかが注目されていました。
ただ金融緩和策の据え置きなどから大きく為替相場に影響を与えるような事は無かったです。今後の金融政策に注目を集めていますが、日銀・黒田総裁は9/25の講演・記者会見で発言する内容によっては大きく相場が動き始める可能性も高い!影響をもろに受けるのは、米ドル円相場(USD/JPY)でしょう♪午後4時45分から記者会見なので注目しておいて損無しです。
9/26(火) 日銀・金融政策決定会合議事要旨公表
9/26(火)午前8時50分に7月19日ー20日にかけて開催された「日銀・金融政策決定会合」の議事要旨が公表されます。7月の金融政策決定会合では9月同様に金利は据え置きです。
金融緩和策は据え置きとなっており、議事要旨の発表で為替に大きく影響を与える可能性は高くはありませんが、今後の金融緩和策に関しての有力な情報等が含まれていれば相場に影響を与える可能性もあります。発表時間が、午前8時50分となっており26日の午前中は米ドル円相場(USD/JPY)に動きがありそうです♪
9/27(水) 米中央銀行FRBイエレン議長の講演
アメリカの中央銀行であるイエレン議長の講演が9/27(水)午前1時45分から控えています。イエレン議長は日本で言う日銀黒田総裁です。
冒頭でも言いましたが、9/21にFOMC政策金利決定会合によって「利上げの据え置き、バランスシートの縮小を実施」を決めており、年内にあと1回利上げをするペースは変更は無しという結果になっています。この事を受けてドル高へと変動しました!
FOMCの理事はFRBイエレン議長のため、9/27(水)午前1時45分から行われる講演において、12月FOMCに関しての発言等があれば為替相場に影響を与える事は間違いありません♪為替の動きを予想するための「ファンダメンタル分析」の要人発言というものですね。
米利上げに関して最も発言力のあるイエレン議長の発言は、「FOMCでの方向性」ととられるため市場参加者も注目しています!こちらも米ドル円相場(USD/JPY)に影響が出るでしょう。
結局、9/25ー29日の週は為替はどう動く?
注目イベントに関してまとめていきましたが、特に米ドル円相場(USD/JPY)ではドル高円安(Highの方向)へとゆるやかに動く可能性が高いのではないでしょうか?その理由としては、円高へ動く要因よりもドル高へ動く材料の方が多い事が関係しています。特にアメリカの「FOMCでの利上げペース据え置き」がドル高となった大きな材料です。
それに対して、日本円が買われるような円高要因になる材料が少ないです。北朝鮮リスクによる円高も考えられますが、いつどのタイミングでアクションがあるかも不透明ですし、ここ直近では一時的な影響しか与えなくなっています!以上の理由からゆるやかにドル高円安へ動くのではないかとの予想です♪
以上の事を参考にしてバイナリーオプション取引をしてみてはいかがでしょうか?