バイナリーオプションで口座凍結ラッシュはGMOクリック証券だけ？

バイナリーオプションで口座凍結って本当にあるの？

GMOクリック証券の口座凍結ラッシュが話題に！？

バイナリーオプションを利用する際に注意したいことを挙げるとすれば口座凍結です。以前、バイナリーオプションを取り扱っている国内業者、GMOクリック証券で口座凍結ラッシュになっているという話題がネット上で注目を集めていました。

過去にも、GMOクリック証券はニコニコ生放送で注目を集めた「てるてる」さんがGMOクリック証券の口座を凍結されたという事件があったことでも有名です。このとき、てるてるさんは2000万円の利益を得ていましたが、理由は規約違反ということだけの通知で実際の口座凍結の原因が何だったのかはハッキリしていません。

国内では多くの投資家から安定した信用を得ていたGMOクリック証券でしたが、今回の口座凍結ラッシュによってGMOクリック証券は簡単に口座凍結する不信感を投資家に植えつけてしまったようです。残念なことですが、これも国内規制の影響でGMOクリック証券が推進していることなのでしょう。

考えられる口座凍結の原因

そもそも口座凍結はどのような理由で起こるのでしょうか？

てるてるさんの場合、1ヶ月で4400回（1日に約150回）のトレードを行っていたそうですが、これを聞くと普通の人間が取引する域を超えています。GMOクリック証券も、この利用回数を見て「不正な取引」と判断して口座凍結を行った可能性は十分あります。

実際にネット上の口コミや掲示板で多く取り上げられていた口座凍結の原因をまとめました。

考えられる口座凍結の原因: ・規約違反をしている; ・自動売買ツールを使っている; ・異常な利益を出している; ・毎回同じ時間で取引を行っている

大きな利益を出す方法として、短時間の間に何度も取引を行う「自動売買ツール」を使った方法があります。口座凍結と自動売買の関係はネット上でもよく目にしますが、自動売買ツールはスキャルピングとも関係してきます。

スキャルピングとは、一定期間一定方向に動く習性がある相場で「一定方向に動く最小の時間単位で利益を薄く確実に取っていく」という手法ですが、この手法はサーバーに負荷をかけることになるので、スキャルピングを利用するユーザを業者はひどく嫌います。

いずれにしても規約に違反することなく、バイナリーオプション取引を行っていた場合は、口座を凍結されるようなことはありません。取引の規約は各業者によって違いますので、各業者の提示する規約をしっかりと確認して理解して利用することをおすすめします。

海外業者でも口座凍結はあるの？

海外のバイナリーオプション業者でも同じような口座凍結の事例はあるのでしょうか？海外業者の出金拒否の話題ほど多くは出てきませんでしたが、口座凍結の事例について調べたところ、GMOクリック証券のように多くの情報はないものの国内業者と同じように海外業者でも自動売買ツールやスキャルピング、規約違反が原因での口座凍結の事例はあります。

気をつけたいことは、海外・国内業者に限らずそれぞれの業者によって口座凍結になる基準が違うということです。目立って怪しまれるような取引をしなければ口座凍結はないでしょうが、口座凍結が不安な方は利用時に直接問い合わせて口座凍結の基準を確認することをおすすめします。