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前回のコラムでは、中国株安から始まった世界株安がバイナリーオプション取引に与える影響について書きました。今回は、時期的に重要な局面を迎えている、アメリカの利上げ実施とバイナリーオプション取引との関係についてみていきます。

もう間もなく近づいてきましたが、現在アメリカで9月のFOMCが開催されています。今回は以前のFOMCで具体的な利上げ時期の発表予定とされていた月で、日本時間18日午前3時に公表予定となっています！

今回米FRBが利上げに踏み切るかどうかが最大の焦点になっています。もし踏み切れば、日本との金利政策の違いから円安方向に向かうでしょう。しかし、今回ばかりは「中国経済」や「インフレ率が低い」といった不安要素があるので、FRBのイエレン議長は難しい決断を迫られているものと思います。

今回の見どころはコレだ！

・利上げ時期によって変わる為替のシナリオ

・利上げ延期がわずかに有力説

公表される利上げ時期によって相場の流れが変わる

さて、今回気にしなければいけないのは、特に利上げ時期に関する公表結果です。確認すべきは「利上げ時期が透明であるか」と「金利差が拡大への期待」の2点であると思っています。

もし、仮に今月から利上げが実施されるのであれば、円安方向への推移と先に書きました。しかし、世界経済に不安な面が残っているために意外にも円高に進む可能性があります。また、仮に利上げが延期された場合、変化が無いように思います。

それでも延期後の利上げ実施時期が不透明であれば、これも円高に進む気がしてなりません。

米利上げ実施延期説が今のところわずかに有力

利上げに関して、「予定通り今月実施を発表」するですとか、「とりあえず利上げ実施は延期しちゃいなよ」というような意見が出ているそうです。

どちらもほぼ五分五分の状態で、わずかばかり実施延期の方が上回っているという報道もありましたね。

とにかく後は、イエレン議長がどのように判断するか次第の状態です。この私ボリンジャースミスは、「利上げ延期で円高」と予想しておくことにしましょう。

(↓2015年9月18日追記分↓)

さて、今朝の様子を見てみると、円高に進んでいました。結果として、FOMCでは金利を据え置くとの発表があったとのこと。事実上の利上げ延期となりました！金利を据え置いた理由は大体、上記の通りでした。

年内の利上げの可能性を残しているものの、最終的な利上げ時期の不透明感が相場への影響が継続するものと思います。これを踏まえて、バイナリーオプション取引を進めていきましょう。

画像はYahooファイナンスUSD/JPYのキャプチャ。FOMC結果が公表された日本時間3時より相場が下落傾向にあったことが確認できます。

とりあえず取引を行う業者を決めておこう

やはり、大きく値が動くときは取引もためらいがちになってしまうもの。しかし、以下の条件を満たす海外業者であれば、理想的な取引を行うことができると考えます。

このような場面で海外業者に求めたい条件

・最低取引額が安い

・ハイロー/短期取引の双方を選べる

・ペイアウト高倍率固定

今回のような急激に円高方向に動くような相場では、リスクがさらに高まってくることが考えられます。そのため、最低取引額を抑えることでリスクヘッジを取りたい考えです。また、ハイローと短期取引の双方を選択できるような業者であれば、相場推移の振幅によって取引手段を変更することができます。

条件の1つ目と2つ目は満たしていない業者の方が珍しいと言えます。ただし、最後の条件を満たす業者はなかなか存在しません。そこで、今回は海外業者の中からこれら3つの条件を満たす業者を選びぬき、このような状況で取引を行うべき業者としてピックアップします！