世界情勢から円高に動く可能性が高い？トランプ大統領や北朝鮮問題から今週の為替を予想！

2017年8月18日

こんにちは。みなさんはお盆も終わってゆっくり過ごされている事かと思います。ですが、世界情勢は慌ただしく動いていますね。北朝鮮のミサイルに、トランプ大統領の多くの問題、スペインで起きたテロなど…為替に与える影響はたくさんあります。そこで今回は８月２１日から２５日にかけての為替相場の予想をしていきましょう♪

日本円相場（JPY）では円高に動くのがメインシナリオ！？

数ある世界情勢の中でも今注目を浴びているのは、「トランプ大統領」と「北朝鮮」の問題ですね。お互い牽制しあっていますが、こういった場合には『地政学リスク』と呼ばれる物が為替相場に影響を与えます！

地政学リスクとは、特定の地域で起きている社会的な問題、政治的な問題の緊張感が非常に高まる事によって、その国の先行きに不安が募る事を言います。簡単に説明をするとこんな感じです。

つまりは、『あの国なんかやばくない？今後どんどん悪くなってくるんじゃない？』という不安や先行き不透明感から、その国の通貨が売られるという事に繋がっていきます。

いま起きている、『トランプ大統領と北朝鮮の関係性の悪化』なども地政学リスクの１つとしてもとれます。実際にドルを売ってリスク回避として日本円を買う動きも高まってきているのですよ♪ですが、これだけではないんです。

先日アメリカで起きた、白人至上主義者とそれに対抗するグループが争って３０人以上の死傷者を出した事件がありましたね。トランプ大統領は『双方に非がある』と発言し、白人至上主義者の肩を持った形になります。これによりアメリカ全土でトランプ大統領への不信感が非常に高まりました。こうした、政治的な動きもドルが売られる動きにもなるわけです。

そして、８月１８日未明スペイン・バルセロナで起きたテロですね。多くの死傷者が出た事件となりましたが、テロも『地政学リスク』として為替に影響を与えます。スペインの通貨はユーロ（EUR）であるため、ユーロは売られてリスク回避として日本円（JPY）が買われる傾向が強まる。実際にテロが起きてからは円高方向へと進んでいました。

このように世界情勢から見ると、今後はリスク回避通貨として扱われる日本円（JPY）が買われる＝円高に動くのではないか？と予想をしています。まとめますと、

８月第４週の相場まとめ: アメリカと北朝鮮問題両者の関係が更に悪化するような動きがあれば、USD/JPY相場でLow方向（円高）; トランプ大統領問題更にトランプ大統領への不信感が高まるような動きがあれば、USD/JPY相場でLow方向（円高）; テロスペインでまたテロが起きるような事があればユーロ（EUR）が売らる可能性が高く、EUR/JPY相場でLow方向（円高）

以上のような動き方をするとの予想です。日頃はあまり見る事がないニュースや新聞等もチェックしておくとバイナリーオプションの取引にも有効的になりますよ♪世界情勢と為替相場はリンクしているのです！