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７月の米FOMC政策金利発表が近づいてまいりました。アメリカ中央銀行が地方銀行に対しての金利を上げるかどうかの金融政策を決める会合となっています。

７月米FOMCに関してはほぼ利上げの可能性は無いと予想されていますが、どうなるのでしょうか。今回はさっそく７月米FOMCに関して解説をしていきましょう♪

７月FOMCはどうなる？米利上げに関してまとめてみた

『そもそもFOMCってなに？利上げしたらどうなるの？』と疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために私ボリンジャースミス的にまとめてみたのでこちらを見てFOMCを学んでください！

そもそもFOMCってなに？米利上げ？

FOMCとはアメリカの金融政策決定のために月に一度開かれる会談のことで、毎回FOMCでは利上げの決定が行われるかどうかに注目が集まっています。アメリカの政策金利が上昇すればその分、他国間との金利差が開く事になりアメリカの通貨である米ドル（USD）が買われる事に繋がるのです。

FOMCの議長はFRB連邦準備理事会の議長でもあるイエレン氏が務めており、今後の利上げ観測を示唆する発言などがあるとそれだけでも為替相場に影響を与えます。

先程もちらっと米ドルが買われるなどと言いましたが、結局利上げをするとどうなるのかをまとめると、

FOMCの発表でどう動く？

【利上げ決定】米ドル（USD）を買われる傾向があり、USD/JPYでドル高円安方向へ。(Highの方向)

【利上げ見送り】米ドル（USD）を売られる傾向があり、USD/JPYでドル安円高方向へ。(Lowの方向)

一般的には以上のように動く傾向が多いです。しかし、さきほども言ったようにFRB議長でもあるイエレン氏が『利上げは行わなかったけど、次はやるかもね』と次の利上げ観測が高まるような発言をすると、米ドル（USD）買いに繋がる可能性があります。つまりは、結果とイエレン議長などの発言が注目度が高いという事ですね♪

７月米FOMCは利上げは見送り？為替相場の予想

７月米FOMCは7/25（火）～26（水）にかけて行われます。今回の７月FOMCは市場では利上げは行われないとの予想が多いです。もちろん、私もそう予想しています。

その理由としては、『今年の利上げは年内にあと１回と言われている』『イエレン議長が利上げに対して慎重になっている』事が上げられます。今年の利上げペースやイエレン議長の発言などを見る限りでも今年行われる利上げはあと１回、そしてそれは９月か１２月の米FOMCで行われる可能性が高いです。

そのため、７月米FOMCでは利上げは行われないと予想をしています。利上げをしないという事はつまりドル安円高方向へと動く可能性があるということです。バイナリーオプション取引で言うと、『USD/JPYでLowの方向』っていうこと♪

ですが、注意点もあります！

７月FOMCの注意点
６月利上げ決定時に発表した『バランスシートの縮小』の実施は７月には無いかと思いますが、９月から行うなど実施する事を明確にするとドル高になる可能性もあります。また、先程も言ったように９月利上げを示唆する発言をイエレン議長がするとドル高へ動くこともありえます。

以上の点に注目して取引をしてみると良いでしょう。

今回は、７月の米FOMCの利上げに関してまとめてみました。やはり市場予想は『７月利上げは無い』というものがほとんどでしたね。ただこれだけ予想が偏っていれば『噂で買って事実で売る』という為替投資の決まり文句もあてはまってしまいそうな気がします。つまり『FOMCまで円を買って米ドルが下がるのを待って、利上げ見送りと同時に日本円を売ってドルを買う』という動きです。

FOMCの発表は7/25（火）～26（水）にかけて行われ、日本時間26日午前3時頃となってます。相場が動き始めるのは日本時間8時頃からでしょう。イエレンさんサプライズで７月利上げ決定とか勘弁してくださいね！