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つい最近まで、ギリシャ問題に関してはギリギリでデフォルトに陥ることを回避できそうな感じでしたね。

為替的に言えば、楽観的ムードが幾分かあったと思います。

そんな楽観的ムードを粉々に打ち砕いてくれたのが今日のユーロ/円相場です。

これで、全てのトレーダーの顔は真っ青です。

もし、デフォルトに陥ればギリシャがEUを離脱することもあり得るでしょう。

それでは、今日はギリシャ問題に関しての取引ポイントを確認していきましょう。

【今日の取引ポイント】

・EU諸国ギリシャ政府支援の延長を拒否 　支援延長の条件受け入れに対して、最後通牒がでていたもののギリシャはそれを拒否。 　国民投票を実施し、民意を問う考えを示しました。 　そして、EUの債権団はこれを認めず政府支援の延長を打ち切る方針を示しました。

・IMFへの債務返済期限は6月30日 　まさに、明日6月30日にギリシャはIMFへの債務返済期限を向かえます。 　ギリシャが支援なしにこれを乗り越えることは最早不可能です。

ギリシャが明日IMFへの返済が行えないことは、誰の目にも明らかです。国民投票の実施が決定したギリシャでは、来月5日に国民投票が実施されます。そこに追い討ちをかけるように7月20日にはECB(欧州中央銀行)への国債償還の期日も迫っています。

ギリギリで合意がなされると思ったものの、ギリシャは合意するに至りませんでした。多くのトレーダーはリスク回避を目的とし、円を買ったようです。ギリシャのデフォルトがより現実的になってきているため、今後も対ユーロでの円高となる可能性が大きいですね！

今回は24オプションでの短期取引を利用します。

今朝のユーロ急落は落ち着いてきたようで、段々と円安方向に値を戻しつつあります。

しかし、今日のユーロは相場は安定していないはずです。

急激に上昇したり下降したり、回復と言えどもまだまだギリシャへの不安はぬぐいきれません。

今回は急上昇後の反転やギリシャのデフォルト危機が残っていると考え、下降予想での取引を開始しています。

下降に反転したことを確認してから、ポジションの購入に移ったため

少し取引開始のタイミングが遅れてしまったように思います。

取引時間の半分である30秒が経過し、レートは何とか予想通りの下降方向のグリーンを示しています。

ただし、ここまでの相場推移を見て分かる通り、ユーロはだいぶ不安定になっていることが確認できます。

取引時間終了時に、取引開始レートを下回っているかどうか自信がありませんね・・・

結局開始レートを上回ってしまい、このまま取引終了時間を迎えました。

今回の取引はどうやら回復傾向である、上昇方向に軍配が上がったようです。

しかし、最初に述べた通りギリシャ問題が過ぎ去ったわけではないので

今後もユーロが対円で売られて円高方向に推移することは、大いにあり得るというわけです。

• 本日の収支
• -15,000円