今回も前回のフォロートレード体験談の続きから確認していきましょう。まずは前回と同じ流れでフォローした方の特徴をおさらいし、その方たちの取引結果について確認していきましょう。
フォロートレードの基本的な使い方については、使い方の記事を参考にしてみてください。
前回フォローした方の特徴と取引結果を確認!
まずは、前回までにフォロートレード内でフォローを行った方をおさらいします。前回はヒット率(取引勝率)が高すぎず低すぎずというフォロールールで、利益を上げることに成功していましたね。そこから、このフォロー方法が正しいか判断するため麦.中.・有.奥.・公.河.の3名をフォローしました。
このフォロー方法では勝率が高すぎると維持するのが難しく、低すぎる方は単純に取引下手という考えがもとになっています。では、前回フォローした方がどのような取引結果を残したのか確認していきましょう!
今日もポートフォリオとして提供されている「私の取引」から取引結果を確認しています。
さて、前回の取引を確認していたところ、大きな問題に直面してしまいました!結果として取引した方は1人、しかも合わせて1回しか取引が行われなかったのです。一応前回の各トレーダーの取引結果をまとめておきます。
- 前回フォローしたトレーダーの取引結果について
- 麦.中.:0勝1敗0分(勝率0.00%)。唯一の取引者だが、リスク設定で1発ノックアウト。
- 有.奥.:0勝0敗0分(勝率0.00%)。この方の取引反応はありませんでした。
- 公.河.:0勝0敗0分(勝率0.00%)。こちらも同様に取引反応なしです。
今回は突如として浮き彫りとなった、「取引がほとんど行われなかった理由」について考えていきます。そして、その点を踏まえて今回のフォローを行っていきたいと思います。
- 【今日の取引ポイント】
・なぜ取引が行われなかったのかを考える
せっかくフォローしても取引が行わなければ何も意味がありません。
今回は、その理由と対策について考えていきましょう。
私のフォロー方法が正しいかを検証するため、1回当たりの投資金額を上げた以外は全て同じ条件でフォローを行いました。今回取引が行われなかったのは、この設定にこそあるかもしれません。
理由は2つ。単刀直入に列挙しておくと、「選択した銘柄」と「投資額とリスク設定の関係」です。
選択する銘柄に注意を払う場面もある
フォローする前に取引銘柄を指定してフォローする方を絞ることができるのですが、ここに問題がありました。前回のフォローでは検証条件を同じにする目的、そしてイギリス解散総選挙で大きく相場が動くことを期待しポンド円を指定していました。
しかし、メイ首相が率いる保守党が過半数を維持できなかったことから、イギリス経済に対する不安定感が改めて認識されることとなりました。予期せぬ暴落、そして高騰が起きる可能性があるためにトレーダーが取引自体を回避したと考えられるのです。
経済イベントが起きると相場が動くという発想自体は間違いではありませんが、フォローする方が避けるという可能性を考慮したほうが良いでしょう。
投資額とリスク設定の関係にも注意
今回は1回当たりの投資額設定を$100とし、リスク額の設定も$100としていました。1回当たりの投資額を上げて利益の増加を狙ったのですが、ここにも問題がありました。
この設定だと、単純に1回取引に失敗するだけでフォロー解除となってしまいます。そのため、$100の赤字だけが取引結果として残ることになりえるのです。
このような設定も考慮して、フォロー設定を行った方が良いかもしれませんね。これに対する対策は、次回以降のフォロー時に取り入れます。
今回も新しくフォローしてみよう!
さて、取引に失敗した条件については、ある程度考察することができました。今回は銘柄の選択に問題があったかどうかについて考えていきたいと思います。今回は米ドル円相場を選択して、フォローしてみたいと思います。
すでにアメリカの雇用統計や金融政策を決めるFOMC会合は終了しているため、とりあえずは急に相場は変化しそうな大きな経済イベントはありません。
今回は米ドル円(USD/JPY)を選択し、フォローを行っていきます!銘柄以外のフォロー条件については、画像の通り前回と同じ設定にしています。
仮に銘柄の選択がいけなかったのであれば、何も問題のなさそうな取引銘柄(今回は米ドル円)では取引を行ってくれることでしょう。また、この変更により$100の赤字トレーダーが多くなった場合は、投資額とリスク設定の関係にも気を付けてフォローを行わなければなりませんね。
今回も勝率が中ほどという条件で、トレーダーを選択していきましょう。今回フォローしたトレーダーは、以下の通りになります。
- 今回フォローしたトレーダーはこちら!
- t.n.:勝率66%。勝率が7割を切っているが、リスト中のフォローポイントである。
- 今.敦.:勝率63%。検証用として同じ条件でフォロー。
- ユ.山.:勝率62%。6割を切りそうなラインだが、限度見極めのためフォロー。
今回は取引ポイント仮説の再検証のため、勝率が高すぎず低すぎずというところから、前回と同じく3人をフォローすることになりました。
まずは基本となるフォロー方法の構築のため、正しいと思ったものは追試を行っていく方針です。今回試していないものも、将来のフォロー最適化のために取り入れていく予定です。
今回フォロー方法の追試結果については、次回の体験談で発表します!それではフォロートレードユーザーの皆様とは、次回更新でお会いしましょう♪