G7イタリア・タオルミーナサミットでの相場はどうなる？

2017年5月15日

2017年5月30日

2017年5月26日からイタリアのタオルミーナでG7サミットが開催されます。G7各国の首脳が集まって、今後の世界的な経済等の方針について共同声明を発信するため注目が集まる経済イベントの1つとなります。

ちなみに、去年の同じ時期には日本で伊勢志摩サミットが開催され米ドル円相場で円高に動きました。このときは、共同声明の影響というよりはアメリカとの2国間財務会談で円安誘導と批判されたことにあります。

為替取引においては、今回のG7ではどのような点に注目すればよいのでしょうか？為替相場に影響のありそうな内容について、取り上げていきます。

この記事の目次

為替相場にかかわるイベントとは？: 米ドル円にかかわりそうなG7のイベントとは？
為替相場の様子まとめ！: 予想した為替相場の内容をバイナリーオプション取引で活用！

為替相場にかかわるG7のイベントとは？

今回はイタリアのタオルミーナでサミットが開催されるのですが、G7参加国のうち3か国の首脳は今回が初参加となります。初参加となるのは、今度のフランス大統領選で当選したマクロン氏。そして、イギリスのメイ首相とアメリカのトランプ大統領の3名です。

さて本題に戻りましょう。このような初参加の首脳がいる中で起こる、為替相場に影響するG7のイベントとは何でしょうか？それは、初参加の首脳との2か国会談ないし複数国での会談ですね。

特に日本を中心に見てみると、フランス大統領マクロン氏との初対面なのでどのように挨拶をかわすのか気になります。また、イギリスのメイ首相とはEU離脱について話題になるものと思われます。

さらに、これがトランプ大統領ならば、貿易や北朝鮮の問題等様々な話題が出ることがでしょう！

また加えて、イギリスに注目して考えると興味深いものが見えてきます。初参加のG7でEU離脱を見据えて各国との経済協議が行われることが予想できます。イギリスのメイ首相がG7でどのように動くかに注目して、ポンドやユーロ相場の動向を探ることもできます。

少なくともEU離脱については協議の難航がめにみえていることから、ポンドは対ユーロでポンド安になることでしょう。

G7サミットでの共同声明自体にも意味があるのですが、それぞれの首脳とどのようにかかわっていくのかも重要です。米ドル円相場でいえば、円安(米ドル高)進行となるように思います。G7サミットで為替相場を動かすのはこれらの経済イベントとなるでしょう。

取引方向が分かったらバイナリーオプション取引を活用！

G7で影響する相場まとめ: 【USD/JPY】5/26のサミット時に日米首脳会談があり、貿易等で明るい話題となれば円安(米ドル高)方向に推移。; 【EUR/JPY】5/26のサミット時に日仏首脳会談があり、2国間の協力について話題が出れば円安(ユーロ高)方向を維持。; 【GBP/JPY】5/26のサミット時に日英首脳会談があり、EU離脱後の話題によっては円高(ポンド安)方向に推移。

このように各地域の経済動向について把握しておけば、銘柄に合わせた相場の動きを予想して投資を行うことが可能になります。バイナリーオプションでは短期取引ではなく、取引時間を長くして投資を行うことをおすすめします。余裕があれば、取引成功時に戻ってくる利益が高めることができる、ペイアウト2倍の取引を試してみてください！

取引時間が長くペイアウト率2倍の取引を提供しているバイナリーオプションでも代表的な業者が、当サイトでもおすすめのハイローオーストラリア！

例えば相場が進む方向が円安となるとき、つまり取引チャートで「上」に進むと予想できる場合、ハイローオーストラリアで「High」の方向へ投資すれば間違いありません！

[2017/5/30 追記] それぞれの結果について

事前に予想していた各国の会談については、以下の通りの結果となりました。

G7前後の首脳会談まとめ: 【USD/JPY】26日に日米首脳会談が行われました。北朝鮮に対する対応が主な話題に。; 【EUR/JPY】26日に日仏首脳会談があり、二国間関係やパリ協定についての話題が交わされました。; 【GBP/JPY】イタリア・タオルミーナでの首脳会談は行われませんでした。

G7サミットでは、どちらかといえば米トランプ大統領の言動が話題となっていました。一例としては、地球温暖化対策の国際的取り決めであるパリ協定からの離脱を考えていることなど。

将来的にトランプ大統領が孤立するのではないかという懸念、そしてトランプ大統領が動くと米ドルが動くようになるかもしれません。トランプ大統領の発言には、より一層注意を払っておくべきでしょう。