G20サミットの見どころはここだ！トランプ大統領の言動が為替を動かす？

2017年7月7日

ドイツのハンブルクで7月7日～8日にかけて、G20サミットが開催されます。すでに安倍首相は日本を発っていて、開催が近づいていることを再認識させられますね。どの議題にしてもG7からG20まで参加国が多くなると、どこまで合意に至れるかという問題点についてはつきものです。

しかし、今回は共同声明について考えるよりも、トランプ大統領の言動に着目してみると為替相場の流れが読めそうです！G20時にトランプ大統領の動向において注目したいイベントをピックアップしていきます。

この記事の目次

アメリカのパリ協定離脱と米ドル円相場: パリ協定離脱は宣言された！G20における”アメリカ第一”の交渉要請はあるか？
米露首脳会談開催でいろいろな思惑動く: トランプ大統領が初めてロシアのプーチン大統領と首脳会談を行うことが報じられました！
為替相場の様子まとめ！: 予想した為替相場の内容をバイナリーオプション取引で活用！

アメリカのパリ協定離脱と米ドル円相場

さて、アメリカがパリ協定からの離脱を宣言したことは既に知られています。そして今度のG20では、トランプ大統領がアメリカ第一を掲げ自国有利となるよう再交渉を行うと予想。さらに話題は温暖化のみに終わらず、鉄鋼の輸入等の貿易分野に関しても注文をつけることでしょう。

ただでさえG20で各国との合意調整が難しいと言われている中、トランプ大統領の発言で足並みをそろえることが難しくなりそうです。さらに、今回の開催国は先のG7でトランプ大統領が貿易面でケンカを吹っ掛けたドイツで開催されることからも、もう混乱しか考えられませんね。

どちらに転んでも、このような混乱を招く恐れがあることから、米ドル円の為替相場では、円高(米ドル安)方向に動くと予想できます。

米露首脳会談開催でいろいろな思惑動く

自国内ではロシアとの関係に疑惑をもたれている大統領ですが、今回のG20開催前に米露首脳会談が開催されることが公表されています。トランプ大統領のいつもの行動パターンでいうと、これは何らかの政治パフォーマンスだということができます。

さすがにロシアのプーチン大統領と会って、わざわざ疑惑をもたれている関係について触れることは考えにくいです。目的が政治パフォーマンスを含めるとするならば、直近では北朝鮮情勢について何か話すのではないかと思っています。直近で北朝鮮が解放したアメリカの大学生が死亡したという事件が発生しているため、ロシアに対して北朝鮮関連で何らかの約束を取り付けるものだと思います。

ただし、この場合は北朝鮮問題を「対話で解決」などというはずがなく、北朝鮮に対する圧力を求めると考えられることからも円高(米ドル安)方向に動くと予想できるのです。

取引方向が分かったらバイナリーオプション取引を活用！

G20サミット後の相場予想まとめ: 【USD/JPY】トランプ大統領のG20サミットにおける動向により、円高(米ドル安)推移。

このように各地域の経済動向について把握しておけば、銘柄に合わせた相場の動きを予想して投資を行うことが可能になります。バイナリーオプションでは短期取引ではなく、取引時間を長くして投資を行うことをおすすめします。余裕があれば、取引成功時に戻ってくる利益が高めることができる、ペイアウト2倍の取引を試してみてください！

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