こんにちはボリンジャースミスです♪9月4週目の経済指標の狙い目についてまとめていきます。
次週はこれまでのような一撃爆上げといった指標は発表されませんが、住宅系、インフレ系と手堅く狙える指標が発表されます。
そのため数値に対し素直に為替変動を起こす事が考えられ、順張りに適した一週間になるのではないでしょか。
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それでは経済指標を見ていきましょう!
9月24日:アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数
民間調査機関コンファレンスボードが一般消費者に対して行ったアンケート結果をまとめたものです。対象者が大規模なので影響力も高いです。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:135.1
今回予測値:133.5
前回発表時変動:+2.5pips
前回発表後の米ドル円1分チャートの動きはコチラ
<狙い目の解説>
コンファレンスボード消費者信頼感指数は一般個人の持つ景況感を示す指標です。アンケートの対象は5000名と規模が大きく、非常にリアルな景況感を知る事が出来ます。
前々回が130、前回の発表値が135と、直近では伸びている指標です。今回は若干低下の133.5の予想となりますがそれでも高い水準と期待されているため予想数値での発表の場合は買い方向に進むでしょう。
140を超えてくるとポジティブサプライズ、逆に130を割るとネガティブサプライズとなり為替は大きく変動すると予想しています。
発表値:140.0以上 USD/JPY=HIGH
発表値:130.0以下 USD/JPY=LOW
9月25日:アメリカ・新築住宅販売件数
アメリカの新築住宅の販売件数の動向を示す指標です。タイプは違えど中古住宅同様に景気の先行性が高いという特徴があります。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:63.5万件
今回予測値:65.3万件
前回発表時変動:-4.4pips
前回発表後の米ドル円1分チャートの動きはコチラ
<狙い目の解説>
新築住宅は、その後の家具や家電製品などの耐久財に対する先行指標にもなります。
住宅関連指標は全般に景気に対して先行性があるといわれますが、所有権の移転をもって計上される中古住宅販売件数などに比べても、更に1~2カ月ほど先行性があると見られています。
さて、そんな重要指標ですが引き続き60万件台の予想となります。
前回よりは予想が高いものの本来期待されている件数が70万件です。そのため70万件を超えるのかに注目ですね。
一方で60万件を割ってしまうと市場は大きなネガティブな反応を起こすのではないでしょうか。為替変動幅が大きくなりやすい指標なのでじっくりと見ていきましょう。
発表値:70万件以上 USD/JPY=HIGH
発表値:60万件以下 USD/JPY=LOW
9月26日:アメリカ・実質GDP(確報値) 第2四半期
アメリカの経済状況、規模を俯瞰的に知ることのできる重要指標です。確報値なので速報値との乖離がある場合に相場が大きく動きます。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:2.0%
今回予測値:2.0%
前回発表時変動:+5.4pips
前回発表後の米ドル円1分チャートの動きはコチラ
<狙い目の解説>
最重要指標であるGDPの確報値です。既に発表されている速報値と差が大きくなる事で大変動を起こす指標となります。
同時に個人消費やGDPデフレータ、PCEコアデフレータも発表となるので値動きには期待が持てます。GDPは前期比年率で3.0%を超えるとポジティブ、2.0%を下回るとネガティブ扱いとなりそうです。
直近では発表毎に下がっている指標なので、ポジティブサプライズの場合には特に大きく変動する可能性があります。引き締めて狙って行きましょう。
発表値:GDP3.0%以上 USD/JPY=HIGH
発表値:GDP2.0%以下 USD/JPY=LOW
9月26日:アメリカ・中古住宅販売成約指数
契約済みで未引き渡しの物件の数をまとめたものです。販売件数の前段階の指標として高い価値があります。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:-2.5%
今回予測値:0.8%
前回発表時変動:-5.5pips
前回発表後の米ドル円1分チャートの動きはコチラ
<狙い目の解説>
中古住宅販売件数に隠れがちな指標ですが、先行性という意味ではこちらの販売成約指数の方があります。それだけに為替変動を起こしやすいので狙い目は慎重に。
前々回が2%を超えてポジティブサプライズとなり、その反動で前回は0.0%の予想でしたが大きく割ってしまい-2.5%という結果に。
今回は反動増で0.8%予想となりますが、それでもまだ数値は低い部類と言えます。市場参加者であれば同じことを考えているため、2.0%以上で来た際は大きなポジティブサプライズとなるでしょう。
逆に今回もマイナス圏であれば前回同様の下落を起こすはずです。狙いやすい指標なので是非取引を行っていきましょう。
発表値:2.0%以上 USD/JPY=HIGH
発表値:0.0%以下 USD/JPY=LOW
9月27日:アメリカ・PCEデフレータ
アメリカの個人消費の強さを示す指標です。インフレ率と直接的な関係があり今後の金融政策にも影響を与える重要な指標です。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:1.6%
今回予測値:1.8%
前回発表時変動:+1.3pips
前回発表後の米ドル円1分チャートの動きはコチラ
<狙い目の解説>
アメリカではインフレターゲットで使用される数字なので非常に重要な指標です。金融政策にも直接影響するので変動が起きやすいです。
見るべきポイントはコアデフレータの前年比です。この値が2%を超えてくるとポジティブサプライズとなります。
その逆で1%を割り込むような事になるとネガティブサプライズとなりますので注意です。週最後の重要指標ということもありますのでポジション整理などで変動する可能性も高いため順張りをかけていきましょう。
発表値:2.0%以上 USD/JPY=HIGH
発表値:1.0%以下 USD/JPY=LOW
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要人発言や経済指標の発表などを狙って取引をする場合は、為替が動いている方向に沿ってエントリーする順張りが適しています!その理由としては、発表された内容や数値によって為替相場はHighかLowのどちらか一方に動く可能性が高いため、素直に順張り取引をした方が勝率が高くなるでしょう♪
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後は④で投資金額を選択して、⑤で方向を選択し購入をします!そして大事なエントリーする方向ですが、動いている方向に沿ってエントリーをする『順張り』が適しています。経済指標の発表時や要人発言のタイミングでは為替はしばらく一定方向に動きやすいのでそこを狙ってみましょう♪
取引の流れと狙い目は以上となります。ハイローオーストラリアでは登録不要で試せる『デモ取引』も提供しているのでぜひシミュレーションしてみてください!
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