こんにちはボリンジャースミスです♪
3月最終週の経済指標狙い目について、次週は再びアメリカから重要指標がズラリと並びます。「アメリカ・新築住宅販売件数」や「アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数」等、比較的狙い目を定めやすいものが多く、基準の数値をちゃんと把握しておけば稼ぎやすい週になると思っています。
勿論今回もその基準やエントリーポイントについて考察していきますのでご安心を!
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それでは経済指標を見ていきましょう!
3月25日:アメリカ・新築住宅販売件数
アメリカの新築住宅の販売件数を示す指標で先行性が高いことで有名です。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:
予測値:
前回発表時変動:-3.0pips
前回発表後の米ドル円相場の動きはコチラ
<狙い目の解説>
アメリカの住宅系指標に大きな下落が見られた場合は市場は一気に冷え込むと考えて間違いありません。特にこの指標は先行性も高い為尚更ですね。
当指標ですが直近で60万件台をうろうろしています。これが上に抜けるのか下に抜けるのかが重要とみて良いですね。具体的には±10万件となります。
そのため今回のポジティブサプライズラインとしては70万件以上。ネガティブサプライズラインとしては50万件以下となります。
60万件前後の結果となった場合は為替相場はさほど動く事はないでしょう。
発表値:70万件以上 USD/JPY=HIGH
発表値:50万件以下 USD/JPY=LOW
3月26日:アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数
民間調査機関コンファレンスボードが一般消費者に対して行ったアンケート結果をまとめたものです。対象者が大規模なので影響力も高いです。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:
予測値:
前回発表時変動:+6.0pips
前回発表後の米ドル円相場の値動きはコチラ
<狙い目の解説>
政府系指標はイマイチな結果となるものが多いのですが、民間調査会社が発表する指標は好調なものが多数となっているようですね。このあたりの差に若干違和感は覚えるもののアメリカ経済は全体としてはまだまだ力強い成長が続いているとみてよいでしょう。
コンファレンスボード消費者信頼感指数はその名の通り一般の個人の持つ景況感を示すものです。対象人数も5,000人と多いので信頼性は高いと言えます。
今回のポジティブサプライズラインは140以上です。直近最低レベルの120ポイントを割り込むとネガティブな反応となるのは間違いありません。
発表値:140以上 USD/JPY=HIGH
発表値:120以下 USD/JPY=LOW
3月28日:アメリカ・実質GDP(確報値)
アメリカの経済状況、規模を俯瞰的に知ることのできる重要指標です。確報値なので速報値との乖離がある場合に相場が大きく動きます。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:
予測値:
前回発表時変動:-3.0pips
前回発表後の米ドル円相場の値動きはコチラ
<狙い目の解説>
今回は確報値です。先程も記述しましたが速報値と差が大きくなると相場には大きな影響を与えます。
同時に個人消費やGDPデフレータ、PCEコアデフレータも発表となるので値動きには期待が持てます。GDPは前期比年率で4.0%を超えるとポジティブ、3.0%を下回るとネガティブ扱いとなりそうです。
個人消費は4.0%以上の伸びを期待したいところですがこれは少し難しいかもしれません。それだけにポジティブサプライズとなった場合は大きな米ドル上昇に期待ができます。
発表値:(前期比年率)4.0%以上 USD/JPY=HIGH
発表値:(前期比年率)3.0%以下 USD/JPY=LOW
3月28日:アメリカ・中古住宅販売成約指数
契約済みではあるがまだ引き渡しは行われていない状態にある物件の数をまとめたものです。販売件数の前段階の指標として高い価値があるため注目度は高いです。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:
予測値:
前回発表時変動:+5.0pips
前回発表後の米ドル円相場の値動きはコチラ
<狙い目の解説>
中古住宅販売件数の影に隠れがちですが関連が深く重要な指標です。前回発表された1月分の結果は4.6%伸びとなかなか強いものでした。
そのため今回は前回の反動から減少となるのか更なる上伸びとなるのか見方も分かれるところですね。
ポジティブサプライズとなるのはプラス5.0%を上回った場合で逆にネガティブサプライズとなるのはマイナス5.0%を下回った場合となりそうです。
GDP確報値のあとに発表されるため相場のムードにも注意しながら結果に対し順張りを掛けていくのが良いと思います。
発表値:+5.0%以上 USD/JPY=HIGH
発表値:-5.0%以下 USD/JPY=LOW
3月29日:アメリカ・PCEデフレータ
アメリカの個人消費の強さを示す指標でインフレ率と直接的な関係があるので今後の金融政策にも影響を与えます。
- 前回の発表値と今回の予測値
前回発表値:
予測値:
前回発表時変動:-2.6pips
前回発表後の米ドル円相場の値動きはコチラ
<狙い目の解説>
この指標発表のあとにも「シカゴ購買部協会景気指数」「ミシガン大学消費者信頼感指数」といった重要指標の発表がありますがインパクトとしてはPCEデフレータの方が強くなると考えられます。
当指標の結果で2つの狙い方が変わるので「PCEデフレータ」のみを狙うのが得策だと思います。
PCEデフレータの前年比におけるポジティブサプライズラインはプラス2.5%以上。逆にネガティブサプライズとなるのは1.25%を下回った場合だと予想されます。週最後の指標なのでしっかりと取引を行っていきましょう。
発表値:(前年比)+2.5%以上 USD/JPY=HIGH
発表値:(前年比)+1.25%以下 USD/JPY=LOW
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