ついにトランプ大統領就任！トランプ政策の期待感が相場を動かすカギ！！

2017年1月20日

2017年1月26日

日本時間の2017年1月20日深夜(日付変わって21日になってから！)、ついにトランプ大統領が誕生します！今回はトランプ大統領の政策が為替相場にどう影響するかを予想を出してみることにしましょう！

普段であれば政策の1つ1つが与える影響を細かに見ていくところですが、今回はトランプ大統領が掲げる政策が何故為替相場を動かすのか？という1点に絞り相場を予想！これさえ分かれば、相場が上下のどちらに移動するかを理解してバイナリーオプション取引を始めることが可能になります。

この記事の目次

トランプ大統領の政策が為替相場に影響を与えるワケ: トランプ大統領の政策はなぜ為替相場を動かすのか？
大統領就任後の為替相場を予想！: トランプ大統領就任後の相場がどちらに動くか予想します。
今後の為替相場まとめ！: 予想した内容を為替相場取引で活用！

トランプ大統領の政策が為替相場に影響を与える理由とは？

大統領選以降、トランプ大統領の政策が為替相場に与えた原因。これが今後の相場を予想する上で一番必要な情報になります。トランプ大統領の政策と言っても、今回は政策の中身には触れませんのであしからず。

さて、大統領選以降大きく円安方向に相場が動いたのですが、このように動いたのもトランプ大統領の政策が原因です。分かりやすく言い直せば政策というよりはむしろ、トランプ大統領が掲げた政策への期待感が為替相場を動かしたというわけ。

つまり、この1月大統領就任式以降の相場を予想するためには、トランプ大統領の政策に期待感が残っているかどうかが相場予想のポイントです！

トランプ大統領就任後の相場を予想！

さて、トランプ大統領の政策への期待感があれば円安方向に進むことが予想できます。ただし、そのためには期待感の変動を読み取ることが重要！

幸いにもトランプ大統領は、就任後100日で達成を目指す法案を発表しています。つまり、就任後100日までに1つでも達成できない政策があれば、それだけで相場は円高方向に進むというわけです。

以下に就任後100日間で政策への期待感を変動させるイベントをまとめてみたので、確認してくださいね！

【トランプ大統領就任100日間で起こる期待感変動イベント！！】: 　・一般教書演説(2月)：今後1年間の施政方針を示す演説。　・予算教書演説(2月末)：大統領が予算案の方針を示すための演説。　・法定債務上限の期限(3月)：政府が借金できる金額が上限に到達。上限引き上げは議会承認が必要。　・就任から100日経過(4月)：100日で成立を目指す法案の達成期限。

どのイベントも政策への期待感が問われるものとなるのですが、これらイベントが100日間の間に立ちはだかるわけです。私はこれらすべての期間で期待感が落ちずに済むとは思いません！つまり、今後円高の方向に動くというのが私の結論です。

[2017年1月26日追記]米ダウ平均初の20,000ドル越え

就任式時点での演説では政策の内容について具体的に語っていないことから、円高方向に動いていました。しかし、ホワイトハウスに移動して以降、国境障壁や貿易関連の大統領命令書への立て続けのサインを行い一応の有言実行となりました。米ダウ平均株も史上初の20,000ドルを超えたとのことで、まだまだトランプ政策への期待感は残っているようです。

しかし、大統領命令といえど違憲状態であるかを最高裁判所が判断できます。また、就任から100日で成立させるべき法案もあります。先を考えてもまだ、期待感の選考が目立っているのかなと思います。現時点では期待感がまだ高く円安方向に動く場面もありますが、いずれ円高になるという私の結論は変わりません。