さて6月第3週のアメリカは、6/13~6/14に開催されるFOMC会議で今後の利上げ予定がどうなるか、そしてトランプ大統領に対するロシアゲート疑惑に対する元FBI長官の証言からの影響が米ドル円為替相場に影響を与えていくでしょう。基本的には円高(米ドル安)方向に動くいていきそうですね。
また、欧州方面は6月9日にイギリス解散総選挙投票の結果が判明しています。イギリスのメイ首相の思惑に反し、保守党が過半数割れとなってしまいました。これが今後のEU離脱に向けた交渉に影響を与えるのは必至で、為替相場ではポンド円で円高方向に動きそうです。
では、6月第3週に当たる2017年6月12日から6月16日にかけての為替相場の流れを予想しましょう!いつも通り、アメリカとヨーロッパ(欧州)の2つに分けて紹介していきます。
アメリカの相場はどうなる?
以前からの通り、6月の米ドル円為替相場で一番重要なのは利上げが行われるかどうか。この点は変わらないものの、直近の雇用統計等の経済指標の落ち込みから利上げペースが鈍化するのではないかとの憶測が生まれています。
FOMC会議での結果を受けて6月14日に金利政策についての発表が行われることになります。ここで利上げペースについて鈍化する発表があれば、米ドル円為替相場は円高(米ドル安)方向に動くことになります。
そしてトランプ大統領が絡む突発的イベントにも気を付けておきましょう。6月8日にはロシア疑惑に関連したコミー前FBI長官の議会証言がありました。この証言の結果、トランプ大統領の圧力(司法妨害)についての疑惑は強まりました。
しかし、それを証明するまでには至らず、これ以上の進展は見込めませんね。6月第3週の相場は、FOMCにおける利上げペース言及の有無で為替相場は動きそうです。今のところ利上げペースの鈍化から、円高(米ドル安)進行になるパターンが濃厚です。
ヨーロッパ(欧州)相場はどうなる?
さて、6月9日にはイギリスの解散総選挙の大勢が決し、メイ首相率いる保守党の議席数は過半数割れとなってしまいました。総選挙の前倒しはEUとの離脱交渉をスムーズに進めるための戦略だったのですが、これが完全に裏目に出た形です。
過半数割れの報道が出ると円高(ポンド安)方向に急落。今回の選挙結果でメイ首相の責任が問われるのは間違いなく、進退問題に発展しています。このため6月第3週に入っても、ポンド円の為替相場で円高(ポンド安)方向に進むことは確定ですね。
メイ首相が引責辞任する可能性が高いですが、保守党が連立政権を組んでEU離脱に向けての交渉に臨むかどうかには疑問符が生じています。そのような政治的不安定さからも、6月第3週は円高(ポンド安)に動いていくでしょう。
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- 6月第3週の相場まとめ
- 【USD/JPY】FOMC会議で利上げペース鈍化か?円高(米ドル安)方向に動く。
- 【GBP/JPY】イギリス解散総選挙の影響で円高(ポンド安)へ。
このように各地域の経済動向について把握しておけば、銘柄に合わせた相場の動きを予想して投資を行うことが可能になります。バイナリーオプションでは短期取引ではなく、取引時間を長くして投資を行うことをおすすめします。余裕があれば、取引成功時に戻ってくる利益が高めることができる、ペイアウト2倍の取引を試してみてください!
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